2009-07-10 第171回国会 参議院 本会議 第37号
一般的に、脳死判定には、頭部外傷などの重症脳障害の患者の予後不良を診断するための脳波計などを用いて行う臨床的脳死判定と臓器移植を行う際のみに行われる法的脳死判定がありますが、これらを明確に区別する必要があります。
一般的に、脳死判定には、頭部外傷などの重症脳障害の患者の予後不良を診断するための脳波計などを用いて行う臨床的脳死判定と臓器移植を行う際のみに行われる法的脳死判定がありますが、これらを明確に区別する必要があります。
先ほど述べた長期脳死について、日本移植学会が作成したQアンドAでは、それは実際には脳死ではなく重症脳障害であると批判しています。しかし、このことは小児の脳死判定が難しいこと、医学界でも見解が分かれていることを示しているのではないでしょうか。前提としてなすべきこと、検討すべきことが多く残っているわけです。また、小児救急医療制度の充実に向けての具体策も検討していただきたいと思っております。
脳死判定には、頭部外傷などの重症脳障害の患者の予後不良を診断するための脳波計などを用いて行う臨床的脳死判定と、脳死後の臓器提供を行う際のみに行われる法的脳死判定がありますが、これらをきっちりと区別する必要があります。
一般的に、脳死判定には、頭部外傷などの重症脳障害の患者の予後不良を診断するための脳波計などを用いて行う臨床的脳死判定と、臓器移植を行う際のみに行われる法的脳死判定がありますが、これらをきっちりと区別する必要があります。
○竹内参考人 最初の御質問に対しましては、脳波学会の基準をつくりました当時と厚生省基準をつくりました当時で大きな違いは、CTという装置が広く使われたという、殊に日本はCTの普及率が非常に高くて、全国津々浦々で重症脳障害の患者さんの検査に使われておる。したがいまして、器質性の脳障害をCTによって確認するということがぜひ必要であるということが我々の基準にもうたわれております。
○竹内参考人 やはりおっしゃるとおり、あらゆる治療方法をやった上でということになりますが、低温療法ないしそれに類似の治療方法、いろいろ我々ベッドサイドで考えるわけですけれども、低温療法だけをとりましても、すべての脳障害の患者さん、重症脳障害の患者さんに適応があるとは言えないと思いますし、それなりの治療基準が出てくるのではないかと思いますし、そういうことを全部含めて、やることは全部やった、そういうことになるのではないかと